同じ指導を受け、同じ練習をしても上達のスピードには個人差があるもの。早く上達するのは「運動神経がいい」「運動センスがある」といわれる人たちで、彼らは身体の使い方が上手いため、動きのコツをすぐにつかむことができるのです。アクシスメソッドを受けることで、中心軸からのスムースでロスのない動きができるようになると、コツを習得しやすくなります。

「思い描いたイメージの通りに身体が動く」、それはスポーツをする人にとっての理想ですよね。しかし現実には、イメージと実際の動きではギャップがあるのが一般的です。アクシスメソッドによって神経のブロックを外すと、脳からの神経信号の伝達がスムースになるため、筋肉の連動性がアップ。イメージしたとおりに動きを再現しやすくなります。

あらゆる競技において上達のキモとなるもの、それは「美しいフォーム」です。しかし、やみくもに練習を重ねたところで、筋肉が上手に連動していなければ、間違えた動きが身体に刷り込まれてしまう結果に。アクシスメソッドできちんと中心軸をつくり、全身の筋肉がスムースに連動して動くように整えることで、理想的なフォームを短期間で身につけやすくなります。

筋肉がスムースに連動するようになるということは、例えば、これまで「5つの筋肉」だったところを「10の筋肉」を使って動くようになるということ。パワーアップはもちろん、スピード・柔軟性・可動域などでも同じことがいえます。また、複数の筋肉が連動して動くため、ひとつの筋肉にかかる負担も軽減。スタミナも高まりやすくなります。

スポーツや運動をする人は、常にケガと隣り合わせ。できるだけ予防につとめることが最大の課題ともいえますよね。中心軸からの自然でスムースな動きができるようになれば、ケガのリスクは軽減します。その理由は、特定の筋肉にだけ負担や疲労が集中しなくなること。さらに、動きがなめらかになるため、衝突や転倒をしたときにもやわらかな対応ができるようになるからです。